教育基本条例 「つくらない」決断あってよい 小松久子 杉並区議会議員
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2008 年 2 月 26 日    
教育基本条例 「つくらない」決断あってよい
〜第1回定例会の一般質問より B〜
「杉並百年の計」として教育基本条例の制定に言及されているのを、今回も触れないわけにはいきません。条例の内容については、子どもの最善の利益、学ぶ権利の保障、現場重視の視点、マイノリティーに配慮を、など、これまでに提案してきたので、今後の進め方に関連することのみ確認しました。

従来のように案文ができあがってからパブコメにかけるのでは区民の賛同は得られません。区民意見を聴取する場を設定することを求め、その結果、条例は不要、となれば「つくらない」という決断もあってよいのでは、と質しました。

和田中の「私塾との連携」、いわゆる「夜間塾」について区は、一部の選ばれた生徒を対象に、学校施設を使って有料で行う授業を「地域本部の行う、学校外の活動」として整理しましたが、誰が見ても、どうしても「学校がやる」としか見えません。また「地域がやることなら問題ないのか」という疑問も払拭できません。

地域本部の活動に区は運営経費として毎年50万円を助成しており、必要な助言を行うとしています。ところで和田中学は今年度より地域運営学校として、学校運営協議会による運営が行われていますが、協議会ではこの件についてさほど議論されなかったようです。

地域運営学校の趣旨からすれば、区教委が指導するよりも運営協議会でしっかり議論されて事が運んでいくべきと思いますが、和田中の場合は協議会の委員長を校長が担当しているので、議論抜き・前提省略で会議がすんでしまったのではないか、と私には思えます。

SAPIXに関して。民間塾の技術やノウハウが必要というなら、公平を期して、入札あるいは複数の中から選ぶべきではなかったのか。なぜSAPIXなのか、選定における公平性に問題はないのか、という問いに対しては「やむをえない」。

SAPIXとの契約については、地域本部の事務局長を責任者として、試行期間の3月31日までの覚書を交わしています。3月末までに、運営協議会できちんと議論し、その結果をていねいな記録で公表することが必要だと思います。

写真 公園ボランティア、花咲かせ隊の写真展で(2/25)区役所1階ロビー


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