『DAYS JAPAN』が載せた「慰安婦」100人の写真 小松久子 杉並区議会議員
活動報告バックナンバー バックナンバー一覧 ホーム

印刷用ページ 印刷用 (別ページで開きます) 戻る戻る   進む進む
2007 年 5 月 21 日    
『DAYS JAPAN』が載せた「慰安婦」100人の写真
〜「慰安」なんかじゃない「性奴隷」だ〜
写真情報誌『DAYS JAPAN』最新号に「慰安婦」100人の顔写真が掲載されました。韓国、北朝鮮、フィリピン、台湾、中国、東ティモール、インドネシア、マレーシア、日本、オランダのいずれも70〜80代の女性たち。

写真とともに掲載されている証言はアクティブ・ミュージアム「女たちの戦争と平和資料館」がまとめたもの。その凄絶さに言葉を失います。ほとんどが10代で騙されたり捕まったりして「慰安所」に連れて行かれ、強かんや輪かんされてそこで「慰安婦」にさせられています。

100人の表情はさまざまで、初潮前から日本兵の相手をさせられたという東ティモールの女性は、眉間に深いしわを寄せいまにも泣き出しそう。中国人で初めて性暴力被害を証言した女性の写真は穏やかな笑顔ですが、13歳のときに抗日運動に従事し3回捕まって拷問・輪かんを受けたとあります。

証言内容はおぞましく悲惨を極めますが、その顔はどれもすばらしい。名乗り出た勇気がすばらしいし、語り残そうとする意志が見事だと思います。そしてジャーナリズムとしてそれらを掘り起こし集め、公表するアクションもまた。

それにしても「慰安婦」というのはなんと欺瞞的な言葉でしょうか。この言葉の英訳が「sexual slave=性奴隷」だと初めて聞いたときのショックは、自分の無知を知らされた以上に、「真実を隠蔽する用語」を平気で使い続ける世の中に対する不信だったと、いま思い出します。「慰安」なんかじゃない「性奴隷」だ。

加えて、同誌で100人の証言に続けて掲載されている日本兵の証言がさらに衝撃的です。日本軍は中国で女性に何をしたか。女性たちの言葉を裏付けるだけでなく、加害者の側の証言として別の意味で貴重なものだと思います。

広河隆一編集長はこの号を全国会議員に送るつもりだそう。安倍首相を筆頭に「慰安婦問題」を矮小化したい人たちはどんな感想をもつのでしょうか?



バックナンバー 最新20
829 川のみちは風のみち みどり・昆虫・鳥のみち
825 森田明美さん「子どもが育つのに専門家なんていらない」
821 自転車の走る町、川のある町はいい
819 ムーティの『オテロ』 オペラワールド至福のとき
818 フィレンツェの休日は雨もまたよし
813 ドン・ジョヴァンニよ、地に堕ちるまでは誇り高くあれ
811 オリンピックの熱狂を離れて音楽祭へ
89 終戦の日の父の日記
86 戦争を考える夏 実写版『火垂るの墓』をみる
84 フランス発のフェミニズムオペラ『アリアーヌと青ひげ』
82 藤田英典さん「子どもの夢と誇り大切にしない教育は失敗」
729 江戸川のプラごみ処理施設「江環保エコセンター」を見学する
724 遺伝子組み換え作物は食糧難を救わない
722 林や畑もエコスクール
717 住基ネット非通知希望者の情報が気になる
714 2050年に自然エネルギーの割合を半分にまで増やす方法
712 「外環ノ2」はグリーンベルトにはならない
710 市民の合意で街なみをリニューアル 松本市の場合
76 医者は職員にして職人 経営安定に向け奮闘中
72 出会ってつながる 2008草の根交流集会
629 転落死事故の教訓残し 第2定例会が閉幕

バックナンバー一覧へ 一覧へ戻る ホームへ ホームへ戻る 戻る戻る   進む進む
当サイトの著作権は小松久子 杉並区議会議員 にあります。