いじめ・・・いまこそ「子どもの権利」学ぶ機会を 小松久子 杉並区議会議員
活動報告バックナンバー バックナンバー一覧 ホーム

印刷用ページ 印刷用 (別ページで開きます) 戻る戻る   進む進む
2006 年 12 月 14 日    
いじめ・・・いまこそ「子どもの権利」学ぶ機会を
〜区議会第4定例会の質問から G〜
いま全国で起きているいじめの問題は、これまで現実には存在していながら表面に出なかったために対策がとられてこなかったものが、一気に表面化し子どもの叫びが噴出している感があります。

いじめの防止策が議論される中で、今こそ子ども自身の人権を学ぶ機会が必要であることが見逃されています。いま一番問題なのは、自分の状況、苦しさを誰にも言えない子どもがいることです。言っても親に心配をかける、自分の弱みを見せたくない、解決にはならない、と我慢してしまうことです。

すべての子どもは人権・権利をもつこと、子ども一人ひとりが自分の幸せを追求する権利があること、自分の権利を堂々と主張することはわがままでも他人迷惑でもないこと、命を守る価値があることを学ぶところから「いじめ対策」はスタートしなければならないと考えます。

子どもの問題を子ども自身が解決できる場合はじつはたいへん多くあり、子ども自身の内なる力を引き出すことで悲劇は回避できます。子どもたちに「自分は大切な権利を持っている」という人権意識を積極的に教えていくことによって、自分自身が価値のある大切な存在であることを知り、自信と勇気を取り戻す。そのような教育プログラムが、あるNPOによって開発され、学校や地域で実施されて効果を上げています。学校の授業に取り入れているところもあり、区としてもこのようなプログラムを積極的に取り入れることを提案しました。

国連・子どもの権利委員会は2004年、日本の学校でいじめなどの人権侵害が起きていることを懸念して政府に勧告を出したさい、子どもの権利救済のための監視機関として、オンブズパーソン制度をつくることも勧告しています。

日本は「子どもの権利に関する条約」を12年前に批准しながら、子どもの施策は相変わらず「してあげる」発想にとどまり、何が子どもに保障すべき事項なのか、子どもの最善の利益なのかを確認しないまま、対子ども施策が行われている状況です。杉並で、子どもの権利を保障するしくみとして、オンブズパーソン設置をもりこんだ「子どもの権利条例」の制定を、と改めて求めました。 



バックナンバー 最新20
105 地方都市の農業を杉並が支援するしくみをつくれないか
102 要注意!「議員報酬見直し」という名の値上げ
926 議員の位置づけを定めた法改正の意味は大きい
925 子ども・子育て行動計画を「子ども支援」に手厚く
923 子育て応援券の成果と課題
922 どう進める?環境教育としての「エコスクール」
921 省エネ実績のアピールと市民ファンド
920 省エネ相談窓口が実績をあげてきた
917 「温暖化の原因はCO2」説に科学的根拠はない?
916 安い食べものには理由がある
911 「子どもの権利条例」のあるまちの地域運営学校
98 実現させたい 「CO2の70%削減」シナリオ
93 「安心実現」を形にしてから辞めるべきだった
91 ほんとうの国際貢献は子どもたちを飢えさせないこと
829 川のみちは風のみち みどり・昆虫・鳥のみち
825 森田明美さん「子どもが育つのに専門家なんていらない」
821 自転車の走る町、川のある町はいい
819 ムーティの『オテロ』 オペラワールド至福のとき
818 フィレンツェの休日は雨もまたよし
813 ドン・ジョヴァンニよ、地に堕ちるまでは誇り高くあれ
811 オリンピックの熱狂を離れて音楽祭へ

バックナンバー一覧へ 一覧へ戻る ホームへ ホームへ戻る 戻る戻る   進む進む
当サイトの著作権は小松久子 杉並区議会議員 にあります。