卒業式のシーズンを前に・・・国旗・国歌のこと 小松久子 杉並区議会議員
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2006 年 3 月 6 日    
卒業式のシーズンを前に・・・国旗・国歌のこと
〜区議会の質問よりD〜
どうしても気になっていたことを最後に質問しました。

【Q】2点目、そして私の最後の質問は、卒業式・入学式のシーズンを前にしたこの時期、ぜひ伺っておかなければなりません。日の丸・君が代の問題です。

昨年都内で上演された『歌わせたい男たち』という演劇に、朝日新聞社と読売新聞社いずれもが、優れた舞台作品であるとして賞を授与したことは、先ごろ話題になりました。タイトルの「歌わせたい」とは君が代のことをさし、都立高校の卒業式当日、日の丸・君が代をめぐる教員たちの物語ですが、作者は当初ロンドンで上演するために書いたものだそうです。

ところが「学校の場で、歌うか歌わないかで教師が処分されるかどうか、などロンドン市民には現実味も緊迫感もないので、登場人物に共感できない、理解できない」という理由で上演を却下されてしまったのだそうです。英国の人から見てそれほど奇妙なことが、ここでは現実です。

学校行事における国旗・国歌への対応について、思想・良心の自由が前提にある、と昨年教育長は言われ、また今回の予算編成方針で区長は「自らの力で考え、行動できる人を育てる『教育立区』を大きな柱とする」と述べておられます。

一方都議会の議論では、子どもの対応によって教師が「指導力」を問われ都教育委員会による処分の対象になりうるとの答弁がされ、これを疑問視する声が非常に多くあります。

自らの力で考えて「起立しない」「歌わない」選択をした子どもが、自分の行動を恥じなければならないような状況を、行政は決してつくってはならないと思いますし、子どもがそのような行動をとった場合に担任に処分を執行すべきでないと思いますが、区の見解をおうかがいします。


【A】教員の処分権限が任命権者である東京都教育委員会にあるので、なんとも申し上げられないが、国歌の指導は、学習指導要領に基づいて、すべての児童・生徒に対する教育指導として行うものであり、児童・生徒の内心にまで立ち入って、強制しようとするものではない。引き続き学指導要領に基づき、適切に指導していく。


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