外環より「八の釜湧水」が大事じゃない? 小松久子 杉並区議会議員
活動報告バックナンバー バックナンバー一覧 ホーム

印刷用ページ 印刷用 (別ページで開きます) 戻る戻る   進む進む
2004 年 10 月 26 日    
外環より「八の釜湧水」が大事じゃない?
〜地震の夜練馬のバスツアーで考えた〜
外環の未整備区間、関越道から東名高速までの16kmのうち、4.5kmは練馬区内にあたります。杉並区が設置反対している青梅街道インターチェンジを、練馬区は逆に推進するよう国・都に要望していて、隣接する区どうしがまったく相反する方針を示しています。

でもこの方針に疑問をもつ練馬区民も多く、外環問題をあらためて考えるために生活クラブ運動グループ練馬区地域協議会が企画した「外環見学バスツアー」に10月23日、私も参加しました。

練馬高野台駅を出発し、すでに開通している和光市の付近、開削部を埋め戻して緑地帯としている部分を車窓よりながめ、大泉ジャンクション近くの「八の釜(やのかま)憩いの森」でバスを降りて、白子川流域の湧水を見学しました。

ふつふつ、こんこんと地中からわきあがって水底の砂を巻き上げている湧水の水源は、そこに生き物が生息しているような、生命の存在を感じさせます。それでも湧水量は周辺の土地開発とともに減少し続けているといいます。もし外環が計画通り造られることになれば、この自然環境に重大な影響がおきるに違いない、と多くの人が指摘しています。湧水が涸れてしまってポンプで汲み上げている善福寺池の例もあります。

「外環がどうしても必要と言う人にこの湧水を見てほしい」と参加者が話していました。環状8号線の慢性的渋滞を解消するために外環の整備は不可欠、とされますが、ほんとうにそうなのか。一般道路を着実に整備することで交通分散を図る可能性があるのではないか。外環についてはそのあとで検討すればよい、という意見に国・都は一度耳を傾けるべきだと思います。

そんなことを考えていた23日の夜、不意に大きな地震が襲い、新潟県で甚大な被害を受けました。台風の災害ショックからまだ3日しかたっていないのに。災害に備えること。自然の前に謙虚になること。そして気候の変動を引き起こしてきた人間の生活スタイルを今度こそ見直すことが必要なのではないでしょうか。



バックナンバー 最新20
1010 教育委員の選任に反対する
105 地方都市の農業を杉並が支援するしくみをつくれないか
102 要注意!「議員報酬見直し」という名の値上げ
926 議員の位置づけを定めた法改正の意味は大きい
925 子ども・子育て行動計画を「子ども支援」に手厚く
923 子育て応援券の成果と課題
922 どう進める?環境教育としての「エコスクール」
921 省エネ実績のアピールと市民ファンド
920 省エネ相談窓口が実績をあげてきた
917 「温暖化の原因はCO2」説に科学的根拠はない?
916 安い食べものには理由がある
911 「子どもの権利条例」のあるまちの地域運営学校
98 実現させたい 「CO2の70%削減」シナリオ
93 「安心実現」を形にしてから辞めるべきだった
91 ほんとうの国際貢献は子どもたちを飢えさせないこと
829 川のみちは風のみち みどり・昆虫・鳥のみち
825 森田明美さん「子どもが育つのに専門家なんていらない」
821 自転車の走る町、川のある町はいい
819 ムーティの『オテロ』 オペラワールド至福のとき
818 フィレンツェの休日は雨もまたよし
813 ドン・ジョヴァンニよ、地に堕ちるまでは誇り高くあれ

バックナンバー一覧へ 一覧へ戻る ホームへ ホームへ戻る 戻る戻る   進む進む
当サイトの著作権は小松久子 杉並区議会議員 にあります。