「民間化」は「区民参加の拡大」を重視すべきだと思う 小松久子 杉並区議会議員
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2007 年 6 月 19 日     カテゴリ:自治と議会とまちづくり
「民間化」は「区民参加の拡大」を重視すべきだと思う
〜区議会第2回定例会の質問から@〜
議会質問の最初は「自治と協働について」。生活者ネットは、杉並の「自治」の土台づくりから区とともに歩み、支えてきました。そしてそのために「協働」は欠かせないもの、として自ら実践しながら推進してきた、という自負があります。

自治と協働を今後さらに進めていきたいという基本的な考えは変わりません。
しかし「区役所業務の6割民間化」の目標のもとで準備が進む「行政サービス民間事業化提案制度」を見ていると、区民・NPOとの協働をどう進めるのかという視点からは区の方向性に疑問も感じています。

区役所の全事業を対象に民間から提案を受ける、というのが杉並方式の特徴ですが、役所でなければできないこと、役所がやらなければ困ることは必ずありますし、区民・NPOなど民間側の提案を促すには、ある程度優先順位をつけるなど、あらかじめ仕分けをしたうえで提案を受けるべきだと思うのです。

もともと、行政、市場(民間企業)、市民・NPOと、それぞれの特性があります。行政は公平性、市場は効率性が特徴でありましょうし、市民・NPOによる活動や事業は「自治」を育てることにつながります。

そのような特徴を生かしての提案制度であるべきと思いますが、その視点が欠落しているように見えます。「区民参画の拡大」すなわち「協働の推進」、「自治の拡大」をもっと重視すべきではないかと考え、区の見解を問いました。

区民やNPOなどが事業化提案していくためには、経験を積むことと側面からの支援が必要です。「事業化に手を挙げてみよう」と関心を持つ市民団体にとっては、すこしの助言があれば提案が可能になるケースがあります。

区民やNPOの事業をさまざまな場面で助け、行政との間をつなぐ中間的な支援が求められます。そのような役割を区がNPO支援組織などに位置づけることで「協働」がより推進するのでは、と求めましたが区は「提案しやすい環境づくりに努める」という答弁にとどまりました。
(写真 エネルギーダイエットの相談をする 6/2あんさんぶる祭りで)




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