浅野史郎さんの実践的県政改革論  小松久子 杉並区議会議員
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2006 年 2 月 5 日     カテゴリ:自治と議会とまちづくり
浅野史郎さんの実践的県政改革論 
〜知事が替わったら反動も〜
東京・生活者ネットワークの「新春の集い」で、前宮城県知事、浅野史郎さんの講演を聞きました。無党派にして改革派の首長として県政の情報公開を徹底的に進め、3期12年務め上げた昨年、公約どおり知事を辞めて、「好きな仕事」だという社会福祉の任に就いています。

旧厚生省の官僚だった浅野さんが知事になったいきさつ、知事としてやってきたこと、民主主義論、地方自治論。その話が面白かったのは、実践にもとづいた内容だからというだけではなく、話術が軽妙で巧みだったからです。

浅野さんのウェブサイトではブログのタイトルが「ジョギング日記」となっていて、ほぼ日課のように走ることを楽しんでいる様子が書かれています。「1月の走行距離は149キロ」というから、単純に計算しても1日平均約5キロ!フットワーク軽く動き回りながら語る若さの秘訣が少しわかった気がしました。

知事が替わったことによる、改革への反動もありました。県警の使途不明な予算執行を知事権限で停止していたものが、次の知事になったとたんに元に戻されてしまったことは、浅野さんにとって予想外、不本意だっただろうし、県民にとっても不利益なことでしょう。

ただそれは、県民が選挙を通して選択したことです。宮城県の人々が本当の民主主義を獲得するまでには、ほかにもまだたくさんの代償を支払わなければならないのかもしれません。

そしてまた、宮城県以外の人々にとっても、それは同じことです。





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