「毒入りギョーザ」事件 外交問題にまで 小松久子 杉並区議会議員
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2008 年 2 月 14 日     カテゴリ:食と農業
「毒入りギョーザ」事件 外交問題にまで
〜食の意見交換では「もったいない」論が〜
杉並保健所の食の意見交換会、1月のテーマは「表示」でした。テーブルごとのフリー討論で、年配の男性が消費・賞味期限表示偽装問題に関連して「期限を過ぎたら食べてはダメと言うほうがおかしい。即捨てるのは間違い。もったいないしごみが増える。」と発言しました。この趣旨には私も同感です。ただし・・・

ただし、それをやっていいのは自分の家でだけ。店で売るときや客に食べさせるときには食品衛生法違反になるからダメです。法遵守のうえでは期限を過ぎたら廃棄するのが正しい。もったいないのは確かですがここは厳格にやらないと。

自分ひとりの責任でカバーできる範疇と社会のルールは分けて考えないと、議論を誤ることになります。だからごみ問題をここに持ち込むのは話が違うだろうと思う。ですが・・・やっぱり「もったいない」とはどうしても思ってしまいます。

食品リサイクル法ができて、廃棄物については飼料や肥料として資源化されてはいますが、ついさっきまで商品として売られていた食品が捨てられなければならないことを理解するには、努力がいります。食べものをごみにしないためには、日本の場合は輸入を抑制しないといけないのだろうと思います。

さて、中国産冷凍ギョーザ事件の真相がだんだんわかってきました。報道を聞いた最初は、かつての中国産冷凍ホウレン草の残留農薬問題を思い出し、原料の野菜が原因かと思われましたが、いまは人為的に薬品が混入されたことがほぼ確実で、「過激派による食品テロ」の可能性とまでいわれています。

オリンピックを数か月後に控えた中国が、解決を急いでまさか、犯人を仕立て上げて一件落着、などということにならないよう祈るばかりです。そして、正しく真相解明ができるように日本がうまく連携をとることが求められると思います。

事件のおかげでギョーザを家で手作りする人が増えたのは意外な効用でした。でも、この問題は食だけにとどまらず外交問題までをふくんでいろいろな要素がふくまれており、解決は簡単なことではなさそうです。

写真 東京・生活者ネットワーク「新春のつどい」で、若者の就労について考え活動するNPO POSSEの説明を聞く(2/8)


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