豆腐の原料大豆のトレーサビリティー 小松久子 杉並区議会議員
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2006 年 5 月 24 日     カテゴリ:食と農業
豆腐の原料大豆のトレーサビリティー
〜消費者には選ぶ権利があるというけれど〜
米国産牛肉の輸入が再開の方向で「政治決着」しました。日本が示した条件「事前の査察」「日本側の専門家が同行しての抜き打ち検査」を米国側が受け入れたから、意見交換会を全国で開催した後決定するといいます。

全国といってもたった10か所、それで消費者への説明責任を果たしたことにしてゴーサインが出ることになりそうな状況に、消費者には選ぶ権利があるはずだけれど、それにしても・・・とまたしても考え込んでしまいます。

輸入ストップしていたため税関を通過できない米国牛肉2,000トンの行き先が未定だそうです。まさか、どさくさに紛れて市場に放出、なんてことにならぬよう監視してもらうのは当然ですが、誰かが言っていた「日本に駐留している米国軍用に『思いやり予算』の中から買ってもらおう」という言葉を思い出しました。なんていいアイデアだろう!と思うのですが。

19日に杉並保健所で定例意見交換会が開かれ、農水省が示した「豆腐・納豆の原料大豆の原産地表示に関するガイドライン」の案について説明がありました。95%を輸入に頼る大豆のトレーサビリティーはぜひとも確立させてほしいテーマですが、消費者のそんな願いにはとうてい届かない案だと思いました。おもに2つの点で不満を感じています。

1点目は、遺伝子組み換え表示に関する言及がまったくないこと、2点目は表示を義務化しようとするものでないこと。そんな中途半端な内容で、ここでも消費者の権利は2の次なんだ、と思わずにいられません。

農政事務所の話によれば、来年は「日本の農業政策が大きく変わる」のだそう。何がどう変わるのか、注視していかなければなりません。



食と農業 最新20
57 田植え初体験 自給自足に1ミリ前進か?
44 安ければいいだけじゃない 消費者のきもち
214 「毒入りギョーザ」事件 外交問題にまで
117 製造日こそ表示が必要ではないか
89 手づくりベーコンの香ばしさがたまらない
87 農的くらしの豊かさ 自然王国帰農塾にて
25 「納豆ダイエット」捏造事件のこと A
23 「納豆ダイエット」捏造事件のこと @
121 不祥事は不二家だけの問題か
910 近藤惠津子さんが説く「食と地球のつながり」
524 豆腐の原料大豆のトレーサビリティー
424 米国産牛肉輸入の根拠は疫学でなく「貿易学」?
329 残留農薬の規制制度が変わることについて
227 農業を食育の一環に また環境教育で食育を
223 食育 その豊かな展開を求めて
213 トレーサビリティーと表示 重要なのはこのふたつ
1218 輸入再開!だったら私は国産を食べる
113 「フード・マイレージ」広まれば生産が変わるはず
1031 輸入野菜の安全を考える
612 だから都議会に市民の議席を確保しなければ
69 遺伝子組み換えイネはいらない@

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