食の安全 区にできることを考える 小松久子 杉並区議会議員
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2004 年 11 月 10 日     カテゴリ:食と農業
食の安全 区にできることを考える
〜わかりやすく正確に 加工食品のアレルギー表示〜
3年前日本で最初のBSE感染牛が発見されたことは衝撃でしたが、そのあとに発覚した牛肉偽装表示事件のほうが、消費者としてはより大きなショックでした。輸入牛を国産牛と偽って助成金を騙し取っていた食肉事業者が11月8日付でまた摘発され、ここのところしばらくニュースでも取り上げられなかったこの種の問題を思い出しました。

牛肉に端を発して鶏肉も、農産物や米まで、次から次へと食品の偽装表示の実態が明らかになり、「バカにするのもいい加減にして」という消費者の怒りは増大しました。国が食品安全委員会を設置したのはこのような社会状況での改善策だったはずですが、牛肉の輸入規制状態が長引くなかで、輸入再開に向け牛の全頭検査を取り止めようとする動きが進みそうで不安です。貿易バランスよりも食の安全が優先されるべきなのに。

さて目を地元に転じてみると、食の安全のために区にもできることはあります。そのひとつが「食品の表示」に関することだと私は考えています。適正に表示されているか店頭での監視や調査は身近な地域の活動になるからです。

区保健所が主催する「食の安全を考える討論会」は2002年秋に初めて開催され、3回目になる今年は11月6日、「加工食品のアレルギー表示」をテーマに開かれました。(写真)区内の消費者団体が商店やスーパーの商品を手にとっての調査報告がされ、アレルギー疾患の子どもをもつお母さんは、表示の示す情報の重大さについて語りました。

今こそ、食の安全!・・・・・・これは、私が自分の選挙で訴えた政策の柱のひとつです。身近な自治体(区)でのリスクコミュニケーションのしくみを確立させます、と公約した以上、行政施策を点検する義務があると思っています。



食と農業 最新20
57 田植え初体験 自給自足に1ミリ前進か?
44 安ければいいだけじゃない 消費者のきもち
214 「毒入りギョーザ」事件 外交問題にまで
117 製造日こそ表示が必要ではないか
89 手づくりベーコンの香ばしさがたまらない
87 農的くらしの豊かさ 自然王国帰農塾にて
25 「納豆ダイエット」捏造事件のこと A
23 「納豆ダイエット」捏造事件のこと @
121 不祥事は不二家だけの問題か
910 近藤惠津子さんが説く「食と地球のつながり」
524 豆腐の原料大豆のトレーサビリティー
424 米国産牛肉輸入の根拠は疫学でなく「貿易学」?
329 残留農薬の規制制度が変わることについて
227 農業を食育の一環に また環境教育で食育を
223 食育 その豊かな展開を求めて
213 トレーサビリティーと表示 重要なのはこのふたつ
1218 輸入再開!だったら私は国産を食べる
113 「フード・マイレージ」広まれば生産が変わるはず
1031 輸入野菜の安全を考える
612 だから都議会に市民の議席を確保しなければ
69 遺伝子組み換えイネはいらない@

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