都教委でまたも採択された「つくる会」教科書 小松久子 杉並区議会議員
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2007 年 7 月 30 日     カテゴリ:杉並の教育と教科書問題
都教委でまたも採択された「つくる会」教科書
〜夏の悪夢の恒例行事〜
自民の大敗に終わった参議院選挙。東京選挙区では大河原雅子さんがトップ当選し、生活者ネットが全面的に応援したかいがありました。選挙戦の後半は追い風に乗って、いけるかも、と期待はありましたが予想以上の得票でした。

ただ、安倍政権への「NO!」が民主の一人勝ちという形で現れたことには違和感もあります。もうすこし、他の政党に議席が振り分けられてもよかったのではないか、と。いまの選挙制度が小さな政党にはまだ厳しいせいもあるでしょうが、民主以外にももっとがんばってほしかった・・・。

選挙戦の報道が連日にぎやかに繰り広げられている間に、今年もまた、都立中高一貫校で使われる教科書として「つくる会」の社会科教科書が採択されてしまいました。「また」です。なんだかもう、夏の悪夢の恒例行事のようです。

都立小石川、もと都立大附属、両国の各校付属中では「公民的分野」、都立武蔵野高校附属中、もと北多摩を改編した中学校では「歴史的分野」で、いずれも扶桑社の教科書が教育委員6人の「全員一致で」選ばれたとのこと。

26日の委員会を傍聴した「白鴎有志の会」の仲間の報告によれば、これまで同様なんの議論もなく、決まったそうです。「つくる会」教科書は執筆者たちが内紛を起こして、発行者自身が「内容が右寄り過ぎて」評価が低い、と認めています。そんな教科書は採択の対象から外すべきでは、と市民団体が事前に提出した公開質問状についても、まったく言及されなかったといいます。

公開質問状提出の請願活動のあとの記者会見には13社が取材に来てくれたようですが、そのことについても、その後採択されたことについても、新聞報道では小さな扱いでしかありませんでした。

こうして、夏の恒例行事のように既成事実が着々と積み上げられていく。それに私たちがだんだん鈍感になってゆくことが何より怖い、と思います。
写真 参議院選挙 大河原まさこの最終遊説を応援(7/28中野駅北口)


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