中学生が歴史を学ぶということ 小松久子 杉並区議会議員
活動報告バックナンバー バックナンバー一覧 ホーム

印刷用ページ 印刷用 (別ページで開きます) 戻る戻る   進む進む
2005 年 10 月 5 日     カテゴリ:杉並の教育と教科書問題
中学生が歴史を学ぶということ
〜区議会一般質問よりC〜
採択の結果は遺憾ですが、だからといって杉並の教育をあきらめるわけにはいきません。教科書が何であろうと子どもの学習する権利は保障されなければなりません。最優先されるべきは子どもの最善の利益であり、大切なことは「中学生が歴史を学ぶ意味」と「歴史から何を学ぶのか」であると思います。そのために何が必要かを今は考えたいと思います。

いま一度、教育基本法にうたわれた「教育の目的」について確認する必要があります。「教育は、人格の完成をめざし、平和的な国家および社会の形成者として、真理と正義を愛し、個人の価値をたっとび」と書かれた部分です。そしてまた、歴史教育については、国境を越えて、近隣国家に影響を与える重大な問題だということが配慮されなければならないと思います。

今年5月、ある画期的な歴史書が刊行されました。日本・中国・韓国の研究者、教師、市民が3年間かけて共同編集にあたった近現代史です。自国中心の閉ざされた歴史認識が教育の場に持ち込まれようとしていることへの抵抗が前向きなかたちで結実し、しかも3国同時に刊行されたことに拍手を送りたい思いです。歴史を学ぶとはどういうことか、考えさせられます。

質問では、区として、中学生が社会科を学ぶ目的をどう捉えているのか、また、中学生の歴史教育をどう捉えているのか、改めて確認しました。

また、資料集などさまざまな教材の使用と、現場の教師が子どもたちの興味を引き出すような授業を各自工夫して展開できるよう、区教委は支援すべきでないか、とたずねました。答えはもちろん、「教科書以外の教材を使用することが学校教育法に示されている」と前向きなものだったのはひと安心。

先の衆議院議員選挙での結果が、今後教育基本法改定に向けた動きを加速させるのではないか、という点に一方で注意を払いつつ、区の教育行政を見守っていく、という言葉で締めくくりました。




杉並の教育と教科書問題 最新20
620 学校図書館は発展途上にある
619 「昼休みに閉まってる図書館」は改善されそう
618 杉並の学校図書館は後れをとっている
530 学校図書館に司書がほしい
524 高井戸小のエコスクール新校舎落成式
324 なくしていいのかPTA 和田中の改革ここまで
314 「エコスクール化」 基本方針、汎用プログラムをつくれ
227 「夜間塾」は子どもをハッピーにするか
226 教育基本条例 「つくらない」決断あってよい
1227 公立中学が夜は塾に変身するという話
1017 教育基本条例は策定を急がないほうがいい
730 都教委でまたも採択された「つくる会」教科書
630 「子どもの権利」のしくみが杉並区には欠けている
314 「教育SAT」のネーミングは再考を
1125 教育の憲法をこんなやり方で変えていいのか
1029 「教育基本条例」に「子どもの権利」の理念を
89 杉並の「つくる会」教科書採択から1周年
410 芝生の校庭 理想ではあるけれど
47 開設された「杉並師範館」について
331 子どもの安全守る取り組み マップづくり
327 朝鮮第9初級学校のお話を聞く

バックナンバー一覧へ 一覧へ戻る ホームへ ホームへ戻る 戻る戻る   進む進む
当サイトの著作権は小松久子 杉並区議会議員 にあります。