教科書採択で「説明責任は果たした」(・・・?) 小松久子 杉並区議会議員
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2005 年 10 月 1 日     カテゴリ:杉並の教育と教科書問題
教科書採択で「説明責任は果たした」(・・・?)
〜区議会一般質問からB〜
今定例会の一般質問で教科書採択をとりあげたのは6人。うち私を含めて5人は「つくる会」歴史教科書に反対の立場でした。

全国583地区のうち「つくる会」を選んだのはわずか2地区、そのひとつが杉並区なのです。国内の総需要数125万冊のうち扶桑社が使われるのは0.39%にあたる4860冊と予想され、その中の2000冊以上が杉並区の中学生にあてられることになります。全国で支持されなかった教科書をなぜ杉並が選んだのか、議会の場で明らかにしたいと思いましたが・・・

「8社の教科書すべてについて、それぞれの委員がそれぞれに教科書を読んで、評価し、団体意志の形成に参画しながら行なわれた」結果、という答え。

教育現場の声や区民の意見はどのように取り入れたのか、という問いに対する答弁は「各委員の調査の参考として十分活用された」というのですから、まったくかみ合っていません。次の質問はどうでしょうか。

Q: 扶桑社が選ばれたことにより学校現場で混乱が起きることが危惧される。不安を訴える保護者に対して、区は説明責任を果たす必要があるのでは。

A: 採択の審議はすべて公開で行なわれ、団体意思決定の経過も公表されているので、説明責任は果たしている。(・・・?)

納得のいく答えとはいえません。でもこちらの考えとして述べたことは記録に残ります。今回はそのために質問したわけですから。

教科書の選定方法に関しては、いずれさまざまな角度からの検討や見直しに向けた議論がされるべき余地があると考えています。たとえば、文部科学大臣が権限を持つ検定制度のあり方、教育委員会が決定して区内全体で同じものを使用するべく採択するというあり方。

また、教育委員選任の手続きや手法についても、より透明さが求められることは、昨年第4回定例会で教委人事が提案されたときに反対の意見として述べたとおりです。



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