教科書ショックと夏の選挙 小松久子 杉並区議会議員
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2005 年 8 月 26 日     カテゴリ:杉並の教育と教科書問題
教科書ショックと夏の選挙
〜うかうかしていられない〜
教科書採択結果のショックが大きくて、ザルツブルクからの便りを発信しないままに休暇が終わってしまいました。モーツァルトのオペラのことやバイオリニスト五嶋みどりのこと、ムーティの指揮のことなど書いた原稿は送る気になれずとりあえずボツ。いずれ機会があれば載せることにします。

全国各地から教科書採択の結果として「扶桑社は選ばれず」の報告が続々と寄せられ、ああよかったと思う一方で、だからなおさらに杉並の異常さが際立ちます。なぜ、杉並で? 杉並だけが、何のために?

24日は採択後初の教育委員会でしたが、多方面から送られたに違いない「白紙撤回・審議やり直し要求」には一切触れられることはありませんでした。

私が一市民として参加しているグループ「杉並の教育を考えるみんなの会」はこの日区庁舎前で集会を開きました。さまざまな立場の人がマイクを持って抗議の意見表明をし、だれもが無念さ、怒り、悔しさに加えて「恥ずかしい」と語りました。 小学生を持つ区民のなかに「中学は他の区に越境させなければ」と言う人が現れているそうです。

さて。都議選が終わってまだ2ヵ月以内ですが、世の中はあれよあれよと言う間にまた選挙に突入しています。経緯からしてなぜ内閣総辞職でなく衆議院解散なのか、腑に落ちないでいるうちに、一挙に選挙モードに塗りこめられる、こういうときには注意しないといけないと思います。

郵政民営化だけが国政の課題ではないし、「刺客」報道に気をとられて大事なことを見逃してしまうのが怖い。会期途中で解散してしまったので、少年法「改正」案が廃案になったのはよかったけれど、ほっとしているすきに、改選後すぐに可決してしまうかもしれない。障害者自立支援法も、そう。すこし先には憲法「改正」、教育基本法「改正」問題もあるし・・・うかうかしていられません。

写真は、オーストリア・ザルツァッハ川にて



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