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2008 年
5 月
2 日 水俣病を風化させないためにできること 〜5月1日「記念日」の講演会〜 |
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9回目になる今年の講演会は、4月29日(日)。朝日新聞社と初めての共催ということで、それが運動の広がりを意味するのかどうかは分かりませんが、有楽町マリオン朝日ホールは満席ではないにしろ相当数の人が入っていました。 これがアイドルのコンサートだったらもちろん満員になるのでしょうが、このテーマにしては多いほうでしょう。参加者やスタッフに若い世代の人たちが少なくなかったのは、うれしい予想はずれでした。 最初の講師として登壇した水俣病患者、生駒秀夫さんの講演がすばらしかったことは書いておきたいと思います。 いま65歳の生駒さんは、幼いころから地元で捕れた魚介類を多食し、公式確認2年後、15歳のとき「奇病」を発症します。夏のある日、友人たちとかき氷を食べているとき自分の手が意思どおりに動かないことに気づいたのが発端でした。 以来闘病生活を強いられ50年間たってしまったわけです。神経の麻痺のせいで発音が聞き取りにくいながら、その全身を使っての話し振りや、少年時代からの話の内容の豊かさにひかれてそれがちっとも気になりません。 フォトジャーナリスト、大石芳野さんが考察した水俣とベトナム枯葉剤に共通する問題、井上ひさし氏の、農薬が戦後のコメ増産に果たした役割とその暗部として同時進行した水俣病、という解説にも多く考えさせられました。 水俣病を風化させないために、そのため自分に何ができるのか考えるために、こういう催しは必要なものだと思うから、私はこのNPOの会員になっています。 | ||
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